【高卒認定試験対策】参考書選びマニュアル

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独学で高卒認定試験(高等学校卒業程度認定試験)に挑戦する人は、参考書選びが合格のカギを握ることになるでしょう。高卒認定試験の出題範囲は「高校1年の教科書の内容」となっていますが、受験者が自宅で教科書を読むと「説明が足りない」と感じるかもしれません。

教科書は、教師の説明を聞きながら読むことを前提につくられているからです。参考書は、教科書の内容を詳しく説明している本なので、とてもよく理解できるはずです。おすすめの参考書を紹介します。

J-出版の参考書

株式会社ジュテームという会社の「J-出版」が、高卒認定試験の参考書としては人気があります。「高卒認定ワークブック」シリーズは、「国語、世界史、日本史、地理、現代社会、英語、新数学、化学基礎、生物基礎、地学基礎、化学と人間生活」の11科目11冊で構成されています。

高卒認定ワークブックは参考書でありながら問題集も兼ねています。したがって、参考書部分で理解できたら、すぐに問題を解いて実力を試すことができるでしょう。

価格は「国語、地理、新数学、化学基礎、生物基礎」がそれぞれ1冊税込1,944円、「世界史、日本史、現代社会、地学基礎、英語、化学と人間生活」は1冊税込2,160円です。11冊すべてそろえると22,680円になります。

J-出版にはその他に、「高卒認定スーパー実戦 過去問題集」や「高卒認定頻出問題集」もあります。

参考書を使った学び方

高卒認定ワークブックを使った勉強法を紹介します。

高卒認定ワークブックは、単元ごとに「重要事項確認まとめ」があります。参考書の説明文を長時間読んでいると、結局、何が重要なのかがわからなくなってきます。そのとき、この「重要事項確認まとめ」を確認すれば、重要事項と普通の事項の区別がつきます。

また、高卒認定ワークブックには「基礎問題」と「レベルアップ問題」の2種類の問題が出題されています。「重要事項確認まとめ」の内容を理解できたと思ったら、基礎問題に挑戦してみてください。このとき、全問正解を目指す必要はありません。むしろ間違っていたところを復習することが大切です。

基礎問題を簡単に感じられるようになったら、レベルアップ問題に進んでください。ここでも間違ったら参考書部分に戻って学び直すようにしてください。

声の教育社の参考書

株式会社声の教育社は、高卒認定試験向けの問題集を出版しています。「2020年度 高卒程度認定試験 4年過去問1・主要3科 英語・数学・国語」(税込1,944円)や「2020年度 高卒程度認定試験 3年過去問2・社会系① 現代社会・地理A」(同額)などがあります。

まとめ

高卒認定試験では、独学で合格を勝ち取っている人もいます。その人たちは参考書や問題集を駆使しています。参考書は受験勉強のパートナーといえるでしょう。

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