【高卒認定試験】受験願書・履歴書など、出願方法と必要な書類を解説

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「高卒認定試験(以下、高認)を受けるための勉強は十分にしてきた」、あとは受験準備だけという人に向けて、ここでは、高認の受験案内を手に入れたのち、出願するまでの流れや出願に必要な書類についてわかりやすく解説していきます。受験科目の免除に必要な高校の単位修得証明書を手に入れる際の注意点なども挙げていますので、参考にしてください。

出願するまでの流れとは

高認の受験手続きの第一歩は、該当年度の受験案内を手に入れること。入手方法は、以下の3つです。

・文部科学省や各都道府県の配布場所で直接受け取る
・インターネットで請求する
・電話で請求する

受験案内には、受験願書をはじめ履歴書や出願用封筒、出願に際しての注意事項、合格した際の証明証発行についての案内などが同封されています。受験案内が配布されるのは、試験の4ヵ月ほど前からです。

そのため、できるだけ早めに手に入れるようにしておきましょう。受験願書の発送に際しては、所定の出願用封筒を使い、簡易書類郵便で送ること。これ以外の郵送方法は認められていません。また、文部科学省に直接持参することもできません。

出願するのに必要な書類を確認

高認出願で全員提出する必要がある書類は、受験願書と履歴書です。これらは、必ず黒の鉛筆で記入してください。出願後にも見直せるように、コピーなどを取り、手元に置いておくようにしましょう。また、受験料は願書に貼り付ける収入印紙のかたちで支払います。この際、受験科目数に応じて受験料も変わるため要注意です。

7科目以上の場合は8,500円、4科目以上6科目以下の場合は6,500円、3科目以下の場合は4,500円となっています。また願書には4cm×3cmの写真を貼り付ける必要があります。

裏面には、氏名と受験希望の都道府県名を記入しておくのがポイントです。さらに、初めて受験する人、過去に合格した科目がない人は、住民票もしくは戸籍抄本の原本も提出してください。この際、本籍地が記載されていないと、受理してもらえません。

高校で単位を修得している人は単位修得証明書も提出すること

高校で単位を修得していて、一部の試験科目が免除できる人は、高校の「単位修得証明書」を取得してください。「単位修得証明書」は、在籍していた高校から発行してもらう必要があります。申請してから受領するまでに時間がかかる場合もありますので、高認受験を決意した人はなるべく早くに申請するようにしましょう。

また、技能審査の合格実績などがあり、科目の一部免除を希望する場合は、合格証明書の原本を提出する必要があります。結婚などで氏名が変わっている場合も、戸籍抄本など氏名や本籍の変更の経緯がわかる書類も用意しなければなりません。受験に際しては、さまざまな書類が必要になります。

直前になって慌てずにすむよう、できるだけ早めに手続きを進めておくのがおすすめです。

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