高卒認定試験(高認)の英語で合格点につながる英単語の効率的な勉強法

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中学~高校1年までに習う英単語の約1000語が、高卒認定試験の英語試験の出題範囲といわれています。
英語が苦手だった方や、勉強から離れて長くなった方は、1000語と聞くと膨大に感じるでしょう。

しかし、効率的かつ暗記できる勉強法であれば、1000語の英単語を完璧にマスターすることができるようになります。

参考書や問題集で知らない単語を集める

最初にする作業は、1000語の中から「知らない単語だけを集める」ことです。
中学英語は基礎の基礎であることから、1000語を全く知らないということは少ないでしょう。

知っている単語は省き、覚えるべき単語に絞り込むことで、効率よく勉強することが可能です。
そして、集めた単語を確実に覚えられる数(30~50個など)に分けて、それを1日の勉強量にすると計画的に単語量を増やすことができます。

読み書きだけでなく音読もプラスする

単語は問題集を使った読み書きだけでなく、正しい発音で音読するとより効果的です。
なぜなら、発音を知らない、読めない単語は暗記がしにくいので、発音を知っていて読める単語はより記憶に定着しやすくなります。

CD付属の問題集や参考書を購入すると、正しい発音を聞きながら音読することができるのでおすすめです。

日本語から英語に訳すテストを行う

単語の勉強は情報をインプットしたあとに、書く、声に出すといったアウトプットを行うことが鉄則です。
アウトプット作業では、英単語の意味を覚えたあとに、日本語から英語に訳す方法が効果的な勉強方法になります。

・英単語を読んで日本語の意味を覚える(複数の意味がある場合もすべて覚える)
・日本語訳を隠して、英単語の日本語の意味をいう、または書く
・日本語の意味が解答できたら、次の単語に移る
・意味がわからない単語は、再びインプット作業を行う

このようにインプットとアウトプットを根気強くやることによって、英単語の意味をすべて暗記できるようになります。

忘れることを前提にくり返し勉強する

人間は翌日には約7割もの情報を忘れてしまうといわれており、単語の勉強は忘れることを前提にする必要があります。
勉強した単語を覚えているか確認するためには、当日と翌日に「復習テスト」を行うと効果的です。

勉強の最後に当日やった単語をノートに書き出し、それを1日の締めくくりとしてテストをしましょう。
また、さらに翌日に同じテストを行うと、より記憶に定着して、自分の知識として蓄えることができます。

熟語の勉強も並行する

単語の知識が増えると英文が読めるきっかけになるのは確かですが、単語と同じくらい「熟語の知識」も必要です。
熟語を効率的に覚えるためには「前置詞」について勉強すると、より速く理解することができます。

前置詞とは名詞の前に置くことで、方向や場所、時間といった意味を補足する役割をするものです。
たとえば、to~(~に)、for~(~のために、~の間)in~(~の中、~以内)などは、頻出するので確実にマスターしましょう。

熟語の知識があると文章の並べ替え問題にも対応できるので、単語と並行して勉強することをおすすめします。



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