高認の受験申し込みに必要なもの一覧と要チェックポイント
いざ高等学校卒業程度認定試験(以下、高認)を受けようと決意したものの、「受験の申し込みに必要な書類が全部そろっているのだろうか」「申し込み時のミスで受験できないかも」「受験料として必要な額がわからない」などと不安になることもあるはずです。
ここでは、高認受験に必要なものと、申し込む際にぜひ注意しておきたいポイントについてわかりやすく解説しています。科目数による受験料の差などにも言及していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
受験申し込みにはこれが必要
高認を受験する際に必要になるのは、次の通りです。
1.受験願書・履歴書
2.受験料
3.住民票1通(戸籍抄本)
4.写真2枚(同一のもの)
5.試験科目の一部免除を申請するための書類(※試験科目の免除を申請する場合のみ)
6.科目合格通知書(以前高認を受けて一部合格している場合のみ)
7.封筒A(出願用封筒)
8.特別措置申請書(身体障害者など受験特別措置を希望する場合のみ)
受験願書は、受験案内と一緒に配布されています。必要事項を記入しますが、その際、受験願書についた受験票を切り離さないように注意しましょう。受験料は、受験する科目数に応じて異なります。
受験料相当分の収入印紙を購入し、願書の所定の位置に貼り付けておきます。住民票は、出願の6ヵ月以内に交付されたもの、写真は出願6ヵ月以内に撮影されたものでなければなりません。さらに、試験科目の一部免除を申請する場合はそのための書類も必要です。
初めての受験の場合はこれらと出願用の封筒を入れるのが基本ですが、何度目かの高認受験ですでに一部合格を勝ち取っている場合は、科目合格通知書の原本を添付する必要がありますので、注意しましょう。
申し込み時のミスで受験できないなんてことがないように
申し込み時に何らかのミスがあると、受験そのものができなくなる可能性があります。「出願に必要な書類がそろっていなかった」というケースのみならず、「出願期間を守れなかった」ということも。
さらに、「願書の取り寄せそのものを忘れていた」「願書を出してから受験票が届くことを知らなかった」ということもあるのです。また、住民票を取りに行く時間がなくて必要書類が間に合わない人も少なくありません。
そのため、高認の受験を申し込むときは、なるべく時間に余裕をもって行動することが大切です。また、記入方法などがわからないときには文部科学省に問い合わせるなど、きちんと調べるようにしましょう。
受験料は科目数によって異なる
高認の受験料は、収入印紙を購入して願書に貼り付けることが必要です。ここで大切なのが、自分の受験する科目数に応じて定められた金額分をちゃんと購入すること。高認の受験料は、2007年度第1回から変更になっています。受験する科目数で受験料が異なるため、きちんとチェックしておいてください。
7科目以上を受験する場合は8,500円、4科目以上6科目以下を受験する場合は6,500円、3科目以下の場合は4,500円です。「以下」「以上」の表現に気をつけて自分の受験料を確かめ、申し込み期限に間に合うように願書を出すことが大切です。