高卒認定試験(高認)の現代社会で確実に点数を取る勉強法

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高卒認定試験(以下高認)の現代社会は、時事的な内容を多く取り入れているのが特徴です。

教科書では扱っていない最新の社会情勢や、若者の流行といった身近な話題と、バラエティーに富んでいます。

他の科目とは違った特色を持つ現代社会で点数を取るためには、どのような勉強法が適しているのでしょうか?

教科書や参考書よりもニュースを見る

最新の情報を問題に取り上げるため、教科書や参考書で勉強するよりも、「ニュースを見る」ことが有効な勉強法になるのです。

近年の出題でいうと、次のような時事問題が出題されました。

・高校生のSNS利用状況と、起こり得る問題
・フリーター、ニートなどの若者雇用問題
・子どもがいる家庭の貧困
・保育園の待機児童
・訪日外国人の増加
・地方都市の商店街の廃業と買物弱者

このような最新の社会問題や情勢は、当然ながら問題集には載っていません。

ニュース番組だけでなく、ニュースサイトやニュースアプリなどを利用して、現在起こっていることにアンテナを張りましょう。

頻出の分野は問題集で勉強する

時事的な問題はニュースで対応できますが、出題頻度の高い分野は問題集を使って勉強しましょう。

近年で出題傾向が高い分野は、次のものがあります。

・選挙や政党
・基本的人権
・社会保障制度
・経済(為替、貿易)

この中で必ず出題されているのは、「選挙」にまつわる問題です。
選挙権や公職選挙法、日本の政党といった問題が多く、問題集を使って基礎的な知識を習得することをおすすめします。

資料に正解が隠れている

現代社会では、ほとんどの問題にグラフや表、写真といった資料が添付されています。

問題の解答はこれらの資料に隠されているため、正確な情報をいかに読み取ることができるかが重要なのです。

ただし、関連する「複数」の資料から読み取る問題では、選択肢でも複数の情報が入っていることがあります。

確認を怠るとケアレスミスをする可能性もあるので、選択肢の文章と慎重に照らし合わせましょう。

また、資料の読み取りは過去問の演習を重ねて、問題に「慣れる」ことも重要です。

設問を先に確認する

注意すべきポイントは、問題文が長文であることでしょう。
なぜなら、問題文をきっちり読んでから設問に取りかかると、多くの時間を消費してしまい、制限時間に間に合わない可能性もあるからです。

問題文にある「下線部 」と関連したグラフを読み取る問題は、問題文の情報が不要の、いわば「独立」した問題です。

見直しの時間を確保するためにも、この手の問題がないかを確認しましょう。

会話文の穴埋めはサービス問題

会話文の穴埋め問題は、「2つの選択肢」から1つを選び、その組み合わせを4つの選択肢から選ぶ形式となっています。

つまり、A~Cの穴埋めをする場合、A~Cの1つか2つでも解答できれば「4つの選択肢から2つを消去できる」ので、正解できる可能性が高くなるのです。

このように、現代社会の問題は表の読み取りと、解答方法のコツを身に付けることが重要です。

ニュースによる情報収集と過去問の演習、問題集で基礎力を付けることで合格できる確率がアップするでしょう。



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