高卒認定試験に合格するまでの流れを知ろう

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高卒認定試験を初めて受験する人は、受験勉強を始めてからの流れを知っておきましょう。合格を勝ち取るには、全体の流れを意識したうえで、受験勉強をすすめたほうが効率よく学習できます。ここでは、「試験当日までの勉強」「試験本番」「合格後の手続き」の3つの流れに分けてご紹介します。

高卒認定試験の受験生が知っておきたい3つの流れ

以下の3つの流れを知っておきましょう。

●試験当日までの勉強
●試験本番
●合格後の手続き

一つ一つの流れを把握していないと、いざ本番でスムーズに受験することができません。
一つずつ解説します。

受験勉強をやり遂げる当日までの流れ

高卒資格は、高校3年間で必要な単位を取得しないとることができません。一方で、高卒認定試験は真面目に取り組めば半年~1年程度の短期間で合格を目指せる試験です。中卒の場合は、必須科目と選択科目から8科目以上を受験します。

しかし、高校中退や英検や数検などを持っている人は、一部の試験科目が免除されるため、さらに少ない科目数で受験できます。

高卒認定試験は、中学卒業~高校1年生までで学習する範囲のレベルです。素直に知識を問う問題が多く、合格点はおおむね40点前後といわれています。そのため、試験科目の勉強を完璧に仕上げる必要はありません。「落とすための試験」ではなく、「合格させるための試験」ということがポイントです。

落ち着いて!試験当日の流れ

試験本番は、受験科目によって会場に行く時間が異なります。自分が受験する科目の開始30分から1時間前には会場に到着し、試験開始10分前までには入室しましょう。受験票や筆記用具など、試験に必要な持ち物も忘れないように、出かける前に再度確認しておくと安心です。

合格後の手続きの流れを知る

高卒認定試験の合格発表の知らせは、簡易書留で自宅に郵送されます。

●合格者:合格証書
●科目合格者:科目合格書通知書

それぞれに上記の書類が送られてきますが、実際に、大学受験や就職試験などの際には、合格証書ではなく合格証明書が必要な場合があります。必要な場合は、文部科学省に申請して交付してもらいましょう。科目合格者は、次回以降の出願で科目免除を受けられるので、科目合格書通知書を大切に保管してください。

まとめ

高卒認定試験は、高校に通っていない人でも受験勉強を地道に重ねれば短期間で合格を目指せる試験です。大学受験や就職試験などで受験資格が得られるので、中卒や高校中退の人が社会でさらなるチャンスを広げるためにもチャレンジしたい試験ですね。

受験全体の流れを意識しながら、進学や就職を有利にできる高卒認定試験をぜひ受験してみましょう。



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