高卒認定試験(高認)で難しい科目の倫理が得意になる勉強法とは?

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高校から学習する倫理は、思想家や哲学、宗教といった内容が問われます。

歴史と似た部分が多いため、覚えにくく難しいと感じる受験生も多いのではないでしょうか?

今回は、倫理の苦手意識を克服できる勉強法を紹介します。

思想家の名前と名言を覚えるコツ

思想家の名前と名言は、毎回必ず出題される問題です。
しかし、覚えることが膨大にあるため、倫理が苦手と感じる原因の1つといえるでしょう。

難関といえる思想家について勉強するときは、「思想家が名言を発した展開」を理解することが重要です。

そのためには「誰が、いつ、何を言ったのか」という一連の流れで覚えましょう。

両方を一緒に覚えることで、思想から名前を答える形式の問題にも応用できます。
また、思想家の名前と名言を関連せずに単独で暗記した場合、「名前と思想が異なる」選択肢を見つけられなくなります。

せっかく覚えても問題が解けないと意味がないので、教科書や問題集と並行して、過去問を解きながら覚える勉強法もおすすめです。

各宗教の教えと思想は頻出

宗教の分野では、各宗教の教えと思想の問題が頻出しています。

各宗教のおおまかな内容については、必ず押さえておくのがポイントです。

・仏教の思想とブッダの教え
・イスラームの教えと思想
・キリスト教の教えと思想
・日本における神々
・儒教の思想家の教え

宗教とは基本的に「救いを求める」ものであり、その宗教を信仰することによって「どのような救いがあるのか」を理解しましょう。

また、仏教は複数の神がいるのに対し、キリスト教とイスラームは唯一神、といった違いに着目すると、丸暗記よりも覚えやすくなります。

ギリシャ哲学は人間関係も理解する

ギリシャ哲学の思想を説いた人物や名言は、例年出題されています。

しかし、ギリシャの哲学者は人数が多いため、誰がどの名言を言ったのかを、いかに理解するかが重要です。

ギリシャ哲学を覚えるポイントは、ギリシャ哲学の成り立ちと、人物の人間関係に着目して覚えると良いでしょう。

まず、哲学が誕生した地がギリシャであり、物事の本質と根源を探求する学問のことです。

ギリシャ哲学の創始者がタレスで、その次に登場するのが「ソクラテス」です。

ソクラテスは「無知の知」という名言を残した有名な哲学者で、その弟子にあたるのが「プラトン・アリストテレス」です。

プラトンが説いた概念であるイデア論を批判したのが、アリストテレスという関係があります。

「弟子であるプラトンとアリストテレス」に関する問題 が実際に出題されたこともあるため、単独で覚えるよりも応用力が付きます。

また、これらの西洋思想は「宗教との関連が深い」ため、同じ大問で出題することも良くあります。

西洋思想を勉強するときは、宗教と並行すると効率よく覚えることができるでしょう。



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