【高認】中学時代に英語が超苦手だった人へ

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高等学校卒業程度認定試験(以下、高認))に挑戦する人が、避けて通れない科目が英語です。英語が苦手な人は少なくないでしょう。しかし、高認は、選択した科目のすべてで合格点を取らなければ「高認合格」にはなりません。

英語は必修科目なので、他の科目がすべて合格しても、英語に合格しない限り、栄冠を獲得することはできないのです。そこで、中学生のときに英語を超苦手にしていた人向けに、高認の英語の攻略法を紹介します。

中1の英語教科書から始める

高認の英語を攻略するには、次の4つのステップが必要です。

・ステップ1:中1の英語の教科書を完璧にマスターする
・ステップ2:中2の英語の教科書を完璧にマスターする
・ステップ3:中3の英語の教科書を完璧にマスターする
・ステップ4:高1の英語の教科書を大体マスターする

この4つのステップを確実に昇っていくしか、道はありません。そして、このステップさえ踏んでいけば、確実に高認合格に近づきます。

地味な作業を繰り返すしかない

まずは、ステップ1から取り掛かりましょう。中1の英語の教科書を開き、そこに書いてある英文を読んでいってください。わからない英単語があったら、辞書でもスマートフォンでもよいので、意味を調べてください。英単語の意味を知っているのに、文章全体の内容がわからなかったら、参考書を開いて理解できるまで読みましょう。

それでも英文の意味を理解できなかったら、スマートフォンなどで「Google翻訳」のページを開いてください。Google翻訳のページに空欄があるので、そこに、意味がわからない英文を入力してください。すると、和訳が出てきます。それで大体の意味がわかります。

この作業を、教科書1冊分おこなうのは、かなり大変な作業です。しかし、作業の一つ一つは、難しくはありません。簡単で地味な作業が大量にあるだけです。根気強く進めていきましょう。

高1の教科書が理解できたら「OK」

ステップ2とステップ3は、教科書が変わるだけで、作業はステップ1と同じです。教科書を読み、英文の意味を取っていくだけです。

そして、ステップ4でようやく、高1の教科書を使います。高1の教科書は、中1、2、3の教科書のように完璧にマスターする必要はありません。高1の教科書に書かれている英文を読み、理解できたらそれでOKです。

「戻る」ことが大切、積み重ねていくしかない

高1の教科書を読み進めて、「まったくわからない」と感じたら、それは、中学校の教科書を完璧にはマスターできていないことになります。もう一度、中学校の教科書を開きましょう。そのとき、次のことを確認してください。

・知らない英単語をなくす
・意味が取れない文章をなくす

順番に、一つずつ進む

英語は、積み重ねでしか上達しません。つまり、中1の教科書を理解できなければ、中2の内容の理解は難しく、中学の教科書を完全にマスターしないと、高1の教科書を理解することはできません。先を急がず、ときに「戻る」ことも大切です。

まとめ

英語が超苦手な人が英語の勉強を始めると、あまりの「わからなさ」に、勉強を放り出したくなるかもしれません。しかし、そこを頑張って耐え抜いてみてください。中2の教科書の勉強が大体終了したあたりから、「できそう」と思えるはずです。光が見える瞬間は、英語の勉強を継続したすべての人に訪れます。それを信じて、学習していきましょう。

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