【高卒認定試験】予備校に通ったほうがいい?

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高卒認定試験の合格を確実にするには、予備校に通ったほうがいいでしょう。独学、独力で合格する人もいますが、そのような人は基礎学力が身についていたり、試験が得意だったりします。

高卒認定試験の科目数は、最大10科目もあります。しかも高卒認定試験は大学入試と異なり総合点で合格が決まるわけではなく、全科目で合格点を取らなければなりません。苦手科目を克服するためにも「予備校の力」を活用しましょう。

通学コースの内容とは

予備校の高卒認定試験コースには、通学コース、個別指導コース、通信コース、大学受験コースがあります。それぞれの特徴をみていきましょう。

まず通学コースですが、これは学校のように予備校に通う形態になります。午前10時ごろ登校し、午後4時ごろ下校します。時間割は年間を通して決まっています。授業の形式も学校と同じです。講師が教壇に立ち、黒板に板書しながら解説していきます。生徒は教科書や参考書を開きながら、ノートを取っていきます。

個別指導コースの内容とは

個別指導コースは、講師1人が1人の生徒を教える1対1形式や、1人の講師が2人を教える1対2形式などがあります。こちらも生徒が予備校に通うことになります。時間割は生徒の都合に合わせることができます。例えば、朝が苦手という生徒は、昼過ぎから勉強を始めることもできます。

また、生徒の理解度に合わせて学習スピードを上げたり下げたりすることができますし、一定期間、苦手科目を集中的に勉強することもできます。個別指導コースは学力が低い人に向いています。また、英語や数学の場合、基礎学力がまったくない人もいるでしょう。そのような生徒でも個別指導コースなら初歩から教わることができます。

通信コースの内容とは

通信コースは予備校に通うことができない人に向いています。また通信コースは、通学コースや個別指導コースより受講料が安く設定されながら、教わる内容は同じなので「お得」です。かつての「通信」といえば、生徒が自宅で問題を解いて、それを予備校に送って採点してもらうという形態でしたが、現代の通信コースはそうではありません。

講師の講義風景を撮影したDVDが送られてくるので、自宅にいる生徒は自宅のテレビやパソコンでそれを流しながら勉強することができます。また、予備校が学習の進み具合をチェックしてくれるので、自宅でもしっかり勉強ペースをつくることができます。

大学受験コースの内容とは

高卒認定試験に合格して、東大や早稲田大などの難関大学に合格する人もいます。そのような「高学歴」を目指す人には、大学受験コースがおすすめです。東大や早稲田大などを目指す人にとっては、高卒認定試験は数あるステップのひとつにすぎません。高卒認定試験の合格を前提として、大学受験の準備をする必要があります。

とはいえ油断大敵であることはいうまでもありません。高卒認定試験の合格を確実にするための試験対策も必要です。大学受験コースは、遠くの大きな目標(大学入試合格)と目の前の目標(高卒認定試験合格)の両方を見据えたコースです。

まとめ

ほとんどの予備校では、無料で相談を受けつけています。まずはこれを利用して、生徒の学力や生活環境にマッチしたコースがあるかどうか確認しましょう。予備校は高卒認定試験に挑戦する人を応援しています。その支援を受ければ合格がグッと近づきます。

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