【高認受験で高校中退者に必要な証明書とは?】単位修得証明書を解説
高校卒業程度認定試験(以下、高認)には、受験科目の免除制度が設けられています。免除制度を利用するには、中退した高校に依頼して単位修得証明書を取り寄せる必要があり、事前に申請しなければなりません。
本記事では、免除制度、単位修得証明書、単位修得証明書を取り寄せる際の注意点などについて解説します。
高校で履修修得した単位がある場合は高認受験の一部が免除されることも
高校を中退したものの年単位で在籍していた場合は、在学中になんらかの単位を修得しています。実は、この修得した単位を利用して高認の科目免除制度を利用できるケースがあるのです。
高認の科目免除要件には、以下のようなものがあります。
・大検や高認ですでに科目合格している場合
・英検や数検といった一部技能審査に合格している場合
・高等専門学校で修得した単位がある場合
・高校で修得した単位がある場合 など
科目免除制度を利用する場合は単位修得証明書が必須
在学中の修得単位を証明するためには、在籍していた高校に問い合わせて、「単位修得証明書」をもらいます。修得できる単位数は、高校にいつ入学したかによっても異なります。
自分が受験免除の要件を満たすのかどうか、文科科学省のホームページに提示されている修得単位数を取り寄せた「単位修得証明書」と見比べて事前にチェックしておきましょう。