年に2回実施!高卒認定試験(高認)の主な日程と1年で合格するコツ

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高卒認定試験(高認)をできるだけ早い期間で取得したいと誰もが考えることでしょう。
2日間の受験日程で最高で8~10科目の試験を受ける必要があります。
数教科ずつの合格でゆっくり取得を目指す方もいますが、モチベーションを保つためにも、短期間での取得が望ましいとされています。
ここでは、高卒認定試験の日程や1年間で合格するコツをご紹介いたします。

年2回のチャンス!高認試験の日程は?

高認試験は1年間に2回試験があります。
ここでは平成29年度(2017年)の出願・試験についてご紹介いたします。

【平成29年度第1回高等学校卒業程度認定試験日程】

  • ・受験案内配布開始 平成29年4月5日~
  • ・出願期間 平成29年4月21日~5月10日(当日消印有効)
  • ・試験日 平成29年8月2日~8月3日
  • ・結果通知 平成29年8月29日ころ

【平成29年度第2回高等学校卒業程度認定試験日程】

  • ・受験案内配布開始 平成29年7月21日~
  • ・出願期間 平成29年8月31日~9月14日
  • ・試験日 平成29年11月11日~11月12日
  • ・結果通知 平成29年12月7日発送予定

試験は毎年8月と11月の年2回行われます。
日程をみると、第1回の試験の結果を確認してから第2回の試験の出願をすることができます。
また、1回目の試験後に行われる2回目の試験は3ヶ月後と期間が短いメリットがあります。
この2回のチャンスを最大限に生かすことが短期間で合格する近道といえるでしょう。

受験年の1年で受かるためには、2回ある機会をどう生かしたらいい?

高認試験は1年間で2回受験できるチャンスがあります。
できれば1~2回と少ない受験回数で合格したいと考えることでしょう。

高認を受験する場合、高校で取得した単位がければ、8~10科目を2日に渡って受験する必要があります。
8月の第1回試験では得意教科を4~5教科必ず合格できるように準備を行い、不安な教科は11月に自信を持って受験できるよう、スケジュールを組んで臨むとよいでしょう。

また、予備校や通信制高校に入学することも一案です。
スクーリング等を併用し単位を取得できる科目履修生制度を利用すると、「科目試験免除」にて受験をすることもできるので、検討されるとよいでしょう。
前年度の秋~冬に開催される短期集中型のスクーリングが多いため、来年度の高認合格を目指す方にはおすすめです。
科目履修生制度に関するスクーリング情報を収集しながら合格へ向けて準備を行いましょう。

1回目で不合格だった科目。2回目で再チャレンジ可能?

1回目で合格基準点に到達できず、不合格となった科目は2回目の受験で再チャレンジをすることが可能です。
逆に、1回目の受験で合格した科目や、高校在学中に単位を取得した科目は、「科目免除」を受けることができます。
2回目のチャレンジでは「不合格科目のみ」をピンポイントで勉強できるため、余裕を持った準備ができることでしょう。

ただし、1回目の結果が分かってから2回目の受験まで、2ヶ月強と限られた準備期間となるため、苦手科目が残った方は苦しい思いをされるかもしれません。

1回目の受験勉強の時から苦手科目も少しずつ勉強されていたことでしょう。
高認試験の出題傾向として、中学卒業程度~高校2年次修了程度の内容が出題されています。
また、40点(4割正答)が合否を分けるラインとも言われています。
過去問を何度も解き直しすることや、予備校などで開講する高認コースの短期講座を受講するなど万全の態勢で臨むことも一案です。

何度でも合格するまで受験できるのが、高認試験の魅力です。
それでも、不合格を重ねると費用面や精神的なプレッシャーも重くのしかかります。
1年間に2回受験できるメリットをうまく利用して計画的な勉強を重ねましょう。

独学ではなかなか勉強のコツがつかめないという方は、予備校や通信教育、単位制・通信制高校が開講する「科目履修生コース」や「高認合格集中講座」などを併用しながら勉強を進めることも一案です。



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