高卒認定試験の科目免除とは?受験科目が免除される条件について解説

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高卒認定試験では、さまざま科目の勉強をしなければなりません。全科目を受験する必要はありませんが、受験生が自分で選んで組み合わせられる教科もあるのがポイントです。

また高卒認定試験には、科目免除の仕組みがあり、条件が合えば受験が免除できる科目もあります。そこで今回は、高卒認定試験の全科目で科目免除が可能かどうか、科目免除の制度や手続きについてご紹介します。

科目免除とは

高卒認定試験では、申請をすると一部の科目が受験免除できる場合があります。科目免除の制度は、主に次の3つのパターンです。

①高校や高等専門学校で単位を取得している
②民間試験(英検や数検など)に合格している
③大検や高卒認定試験で科目合格している

なお、科目免除を受けるには、前もって書類を提出する必要があります。

全科目で科目免除は可能?

高校で高卒認定試験の科目に当たる単位をすべて習得していたり、民間試験に合格して全科目の免除条件をクリアしていたりする場合でも、必ず1科目は受験しなければなりません。

そのため高校や高等専門学校に通学していた人や、科目免除を狙って民間試験にチャレンジしようと思っている人は、注意しましょう。

科目免除の手続き方法

高校などで取得した単位で免除申請するときは、「単位修得証明書」の提出が必要です。在籍していた高校や、高等専門学校で発行してもらいましょう。 英検や数検などの民間試験の合格者は、出願時に試験の実施団体が発行した合格証明書(原本)を提出します。

免除条件は、例えば英検の場合、1級、準1級、2級、準2級のいずれかです。また、前回までの高卒認定試験で科目合格している場合は、過去の科目合格通知書を確認して、受験願書の免除申請欄に合格科目を記入して提出しましょう。

まとめ

高卒認定試験では、高校での単位取得や英検などの試験の合格者で全科目が免除対象であっても、1科目は受験しなければなりません。しかし、一から高卒認定試験にチャレンジする人は、前回までに合格した科目は次回試験で免除されるので、効率よく合格を目指せるでしょう。

このように、高校に通学していた人なら取得している単位によって一部の科目の免除を受けられることがあります。英検や数検の合格者も免除の対象にならないか、出願前にチェックしてみてください。



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