高認出願時にトラブルがあったらどうする?対処法をわかりやすく解説!

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高等学校卒業程度認定試験(以下、高認)の受験を決意して出願手続きをしたものの、以下のような思わぬトラブルに見舞われることがあります。

・届くはずの受験票が届かない
・記入内容を間違えた
・提出すべき書類を同封し忘れた
など

ここでは、高認の出願方法を確認しつつ、出願時のトラブルへの対処法をわかりやすく解説しています。トラブルに遭遇しないことが一番ですが、対処法を知っておけば万が一の際も落ち着いて行動できるでしょう。

高認の出願方法を確認しよう

まずは、高認の出願方法を確認します。6~9月上旬にかけての請求受付期間に高認の受験案内を入手するには、以下の3通りの方法があります。

パソコンやスマートフォンで請求する場合

パソコンやスマートフォンで請求する場合は、画面に従って必要事項に入力するだけです。およそ1週間程度で手許に届きます。

電話で請求する場合

電話で請求する場合は、音声ガイダンスに従って手続きします。こちらも、受験案内が届くまでの期間は1週間程度を見込んでください。

直接受け取る場合

文部科学省・各都道府県教育委員会・各都道府県の配布場所に直接取りにいくこともできます。

出願に必要な書類は、(収入印紙を貼り付けた)受験願書と履歴書、写真2枚、住民票または戸籍謄本、(ある場合は)科目合格通知書・試験科目の免除に必要な書類などです。受験案内を参考に必要な書類をそろえて、文部科学省の担当部署宛てに郵送します。

出願期限に間に合わなかった場合は?

指定の出願期間までに出願書類を提出できなかった場合の救済措置は設けられていないため、期限を過ぎて提出された出願書類は受理されません。つまり受験ができないということです。また、期限ぎりぎりになって「郵送した出願書類が期限内に届いたか」について、電話などを使って確認することもできません。

そのため、出願の際は書留郵便を使って郵送しましょう。書留郵便の引受番号などを用いることで、郵便物をいつ受け取ったかを確認することが可能です。

出願時に同封すべき書類を入れ損ねたり間違ったり記入した場合は?

出願書類を郵送する際、同封すべき書類を入れ損ねる可能性もあります。入れ損ねたのが住民票や受験料の収入印紙、写真などの場合は、文部科学省のほうで受理できない決まりです。入れ忘れに気づいた段階で、なるべく早急に文部科学省に連絡を入れ、遅れてでも追送するようにしましょう。

送付に際しては、メモで氏名や受験地、入れ損ねた書類で連絡済みの旨などを書き添えておきましょう。また、出願書類の記入内容が間違っていて受理できないなどの不備がある場合は、文部科学省から手紙などで連絡があります。事前に、受験者のほうから確認してほしいと依頼することはできません。

受験票が届かなかったり受験票を紛失したりした場合は?

出願書類を出願期限内に郵送したにもかかわらず、受験票が届かない場合は、一定の期間に限って文部科学省に問い合わせることができます。試験日によって問い合わせ期間が異なるため、受験案内で確かめてください。

また、受験票を紛失した場合は、試験当日に再交付してもらうことができます。当日の試験開始前に再交付の手続きを取るため、余裕をもって試験会場に向かうようにしましょう。

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