高認の試験会場はどう決まる?│当日の持ち物・注意点も要確認
・高認に出願しようと思っているけれど、試験会場がどう決まるのかがわからない
・試験会場を変更することはできるのかを教えてほしい
・当日、試験を受けなくてよい時間はどうなるの?
高認受験を希望する人の中には、試験会場に関して上記のようなさまざまな疑問や不安を抱いている人もいるかもしれません。そこで、今回は高認の試験会場にまつわる疑問にお答えし、安心して当日を迎えるためのお手伝いをします。
高認の試験会場は都合のよい都道府県で大丈夫
高認の試験会場は、各都道府県に一つずつ用意されています。受験生は、どの都道府県で試験を受けたいのかという自分の希望に即して試験会場を選ぶことができます。現在の住所がある場所などに全く関係ありませんので、受験しやすい場所を第一に選ぶようにしましょう。
また、何年かに分けて試験を受ける場合は、同じ都道府県の試験でも会場が変わらないとは限りません。受験する年度に、どの試験会場が予定されているのかを、受験案内や文部科学省のホームページなどで必ず確認しておいてください。
一度決まった試験会場は、やむを得ない事情がある場合に限って変更できることになっています。引っ越しなどの事情がある場合は、決められた期日までに受験案内に添付されている「出願事項変更願い」に記入し、提出してください。
当日の持ち物チェックリストを確認しよう
試験会場に入った途端、忘れものに気づく……なんてことがないよう、必ずしておきたいのが当日の持ち物チェックです。当日の持ち物チェックリストに必ず入れなければならないのは、以下のようなものになります。
・受験票
・筆記用具
・腕時計
・おサイフ
・眼鏡
など
試験中は、携帯電話を使って時間を確かめることが禁止されているため、普段携帯電話を時計代わりにしている人も腕時計を忘れないよう注意しましょう。また、交通系ICカード、お昼ご飯、飲み物、ハンカチ、ティッシュ、お薬などもリストに入れておいてよいかもしれません。
当日の持ち物チェックリストを自分なりにアレンジして、前日には必ずチェックしておきましょう。
試験を受けない時間は外出してもよい
高認試験は、1科目50分のマークシート形式 です。ただし、一度にすべての教科を受験する必要がなく、すでに合格している科目については受験しなくてよいため、受験しなくてもよい教科がある人もいます。自分が受けなくてよい教科の試験時間には、「その場にいなくてもよい」というのが高認試験です。 2日間かけて試験が行われますが、試験を受けない時間は、外出してもまったく問題ありません。1科目だけ受験するなら、その時間に合わせて試験会場に入れば大丈夫です。