「高校認定試験」(高認)について、よく知りたい!試験の概要やメリットを徹底解説

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高校認定試験とはどのような試験なのか、また取得することでどのような資格を得ることができるのか気になっている方は多いでしょう。今回は、高校認定試験の概要や高校卒業との違い、受験するメリットについてご紹介します。

高校認定試験についての概要

高校認定試験とは、高校に進学しなかった方や高校を中途退学した方などが対象となる、高校卒業程度の学力があることを証明するための試験です。もし、高校認定試験に合格すると、専門学校や短期大学、4年制大学の受験資格を得ることができたり、高校卒業程度の学力があることを就職や資格試験で証明したりできます。

高校認定試験の正式名称は「高等学校卒業程度認定試験」です。また、略して「高認」と呼ばれることもありますし、高校認定試験の前身が大学入学試験検定(大検)であったため、「旧大学入学試験検定(旧大検)」と呼ばれることもあります。

高校認定試験と高校卒業は何か違うの?

高校卒業と高校認定試験には違いがあります。高校卒業は、全日制や通信制、定時制のいずれかの高校を卒業することです。卒業すると、高卒という学歴を得ることができます。
一方、高校認定試験は合格することで高校卒業程度の学力を証明することができます。高校卒業とは異なり、高校認定試験に合格したとしても高卒という学歴を得ることはできません。あくまでも高校卒業程度の学力を証明するための試験なのです。

このように高校卒業と高校認定試験には、高卒という学歴を得られるかという点が大きな違いとなります。また、高校卒業は学校に在籍して高卒の資格を得るのに対して、高校認定試験は受験をして資格を取得しますので、資格取得までの過程の違いも明らかです。

高校認定試験を受験するメリット

高校認定試験を受験して合格することができれば、様々なメリットを得ることができます。具体的には次の3つのメリットがあります。

・専門学校や短大、4年制大学の受験資格を得られる
・高校を卒業した場合と同等の学力があることを就職活動などでアピールできる
・公務員試験を受験できる

専門学校や短大、大学は受験資格を設けており、中卒者は受験できませんが、高校認定試験に合格すれば受験資格を得ることができます。また、高校認定試験に合格すれば、多くの企業が高卒者と同じ扱いをしてくれます。さらに、公務員試験にも挑戦することができます。

スムーズに高認を取得するなら予備校に通おう

もちろん、高校認定試験に合格するためには、勉強をして合格に必要な学力を習得しなければなりません。独学で合格できる方もいますが、効率的に資格取得の学習を進めるには予備校に通うことをおすすめします。予備校に通うことで、講師から直接指導を受けることができます。また、モチベーションが保ちやすいので、途中で挫折してしまうということは避けられるでしょう。



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