高卒認定試験(高認)の試験当日の流れと会場での過ごし方

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これまで必死に勉強してきた成果を発揮するためには、試験当日の準備を完璧にしておくことも大きく影響するのです。
そこで、高卒認定試験を受験する前にやるべきこと、当日の過ごし方についてご紹介します。

試験当日までの準備

・試験会場の行き方を把握する

住んでいる都道府県でも試験会場がはじめて行く土地の場合、事前に会場の下見しておくと安心です。
下見に行けない場合は、試験会場の場所と行くまでの道のりをシミュレーションしておきましょう。

公共交通機関で向かう場合は、会場に到着する時間から逆算して、家を出る時間を事前に決めておくと当日慌てずに済みます。
また、年をまたいで高認試験を受けている方は「前年と試験会場が異なる」場合もあるので、試験会場を間違えないよう再確認しましょう。

・持ち物は前日までに準備する

受験票と受験科目決定通知書に加え、筆記用具で使用する鉛筆は本数を多めに準備しておきましょう。

他には、時計、体温調節できるカーディガンなどの羽織物、参考書や問題集、鎮痛剤や胃腸薬などを持参すると良いでしょう。

また、受験票を紛失してしまった場合は、試験会場で仮の受験票を再発行してくれます。
しかし、再発行に時間がかかるため、試験開始時間より1時間くらい早めに到着する必要があるので注意してください。

試験当日に遅刻しそうな場合は?

万が一遅刻しそうな場合、試験開始後の20分までなら遅刻は認められていますが、試験時間は延長されないというペナルティがあります。

台風など悪天候で交通機関が遅延したという理由であれば、遅延証明書を発行してもらい、試験実施本部に提出しましょう。
場合によっては試験日の変更や、再試験といった措置が取られることもあります。

試験当日の流れとは?

まず、試験会場には最低でも30分前には到着し、試験を受ける教室には試験開始時刻10分前までに必ず入室しましょう。
予め指定されている席に着いたら、試験監督が来るまでは勉強したことを再確認しておきます。

そして、試験問題と解答用紙が配布されたら、開始合図まで注意事項を確認しましょう。
問題を見てからAとBを選択する「日本史・地理・世界史」を受験する場合、問題と解答用紙が同じなので、AまたはBの選択を記入ミスしないよう注意してください。

試験終了時刻より前に解答を終えてしまった場合でも、退出は規則で禁じられています。
ただし、体調が悪くなった場合は退出が許可されることもあるので、我慢せず試験官に相談しましょう。

次の試験までの空き時間はどう過ごす?

高卒認定試験は事前に「時間割」が決められており、受験科目によっては午前と午後に別れてしまうこともあります。
その時間が近ければ、用意されている控室で昼食を取ったり、休憩したりしながら待機しましょう。

また、空き時間の外出は自由にできるので、外で昼食を取ることや、一時的に帰宅しても問題ありません。

外出する際も他の試験科目と同様に、指定されている教室に10分前に入室するようにしてください。
ずっと試験会場にいると疲れてしまうこともあるので、気分転換を兼ねて外に出ることも、試験に良い効果をもたらすでしょう。



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