【高認合格への道】過去問・解説つきの問題集をできるだけ多くこなすこと
高校中退後、「できるだけ早く次のステップに進みたい」「高認合格を勝ちとって大学に進学したい」と考えている人にとって大事なのは、高認(高卒認定試験)合格への早道を知ることです。高認合格への早道としては、できるだけ多くの過去問をこなし、より解説の充実した問題集を選ぶことをおすすめします。
本記事では、過去問や解説つきの問題集をたくさんこなす理由や、高認に関するより深い学び・解説を得る方法などをご紹介します。
高認で過去問をこなすことが重要なのはなぜ?
そもそも、高認は人をふりわけて落とすための試験ではありません。合格すると、高校卒業者と同程度以上の学力があることが認められ、将来の選択肢を広げられる試験です。例えば、大学や短大、各種専門学校の受験資格や、さまざまな資格試験の受験資格を得ることができます。
高校を中退した人や、高校への進学をあきらめた人が次のステップに進めるように、各科目で合格レベルに達することが目的の試験のため、合格者の上限もありません。試験のレベルは、さほど高く設定されておらず、科目ごとに出題形式にも一定のパターンがあります。
毎年、ほぼ同じような形式で出題されているため、過去問を数多くこなせば高認合格のコツをつかむことが可能です。高認を受ける場合は、できるだけ多くの過去問をこなすことを心がけましょう。
解説つきの問題集を吟味するのが高認対策として大切なのはなぜ?
過去問を手に入れたい場合は、文部科学省のホームページを確認してみましょう。同ページには、高認の過去問が公開されています。まずは、これらをダウンロードし、実際の試験時間に合わせて問題を解き、答え合わせをして点数をつけることが大切です。これで、現段階での自分の実力を知ることができます。
これまでの実績から、各科目の合格レベルは40点以上とれることとされています。40点以上とれていれば問題はありませんが、点数が達していない場合は「なぜ間違えたのか」「どう問題を読み解けばよかったのか」といったヒントや解説が必要でしょう。
高認対策として、解説つきの問題集を吟味する必要があるのは、このためです。次に挙げる、解説つき問題集を選ぶ際のポイントに気をつけて、問題集を厳選しましょう。
問題集を選ぶ際に気をつけておくべきポイントは?
解説つき問題集を選ぶ場合は、過去問がどれだけ多く掲載されているかに加えて、以下のようなポイントも押さえておきましょう。
・自分が理解しやすい解説がされているか
・一つひとつの問題を丁寧に解説しているか
・出題のパターンなどにも言及されているか
なかには、今後の試験の予想などがされている問題集もあるため、自分のニーズに即した解説つき問題集を実際に手にとって選ぶように心がけましょう。とはいえ、ここで挙げたポイントを満たす問題集を選ぶのが難しいと感じたり、自分一人で問題集に取り組むことに不安があったりする人もいるかもしれません。
問題集選びのポイントを網羅する高認に関する総合的な知識を蓄積した問題集を手に入れられる方法の一つが、高認用予備校です。高認用予備校には、高認が大検と呼ばれていた時代からの知識が蓄積されており、わかりにくい部分を気軽に尋ねられる環境が整っています。
自分向きの問題集を選べない場合は、ぜひ高認用予備校を検討してみましょう。