高卒認定試験に合格したその後の進路とは?大学進学や就職に不利って本当?

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高卒認定試験に合格したあとの進路に、不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

大学進学や就職において、高卒認定が不利だという固定観念はありますが、実際にはさまざまな選択肢が存在します。

本記事では、高卒認定試験の概要や具体的な進路などを詳しく解説します。



高卒認定試験の概要

高卒認定試験は、文部科学省が実施している国家試験で、通称「高認」とも呼ばれます。

年に2回行なわれており、合格すると高校卒業レベルの学力を有していると認められます。これにより、大学や専門学校への入学や各種資格試験の受験資格を得ることが可能です。

ここでは、高卒認定と高卒資格の違いや試験の難易度などを解説します。

 高卒認定と高卒資格の違い

高卒認定と似ている資格に、高卒資格があります。

高卒資格は、通常の高校を卒業して得る資格です。最低3年間の在籍や一定の成績をクリアすることで取得できます。

最終学歴や履歴書の記載方法も異なり、高卒資格の場合の最終学歴は高卒です。一方で、高卒認定の最終学歴は中卒となります。

また、高卒資格の場合は履歴書に「〇〇高校卒業」と記載できますが、高卒認定は学力を示す資格であるため、履歴書には「〇〇年〇月高等学校卒業程度認定試験合格」と記載する必要があります。

 高卒認定試験の難易度

高卒認定試験の合格率は約40〜50%で、難易度は標準です。

試験はおもに中学1年生から高校1年生程度の範囲で、基礎学力が問われます。ただし、簡単に合格できるわけではなく、しっかりとした対策が必要です。

高卒認定試験に合格したその後の進路

高卒認定試験に合格したあとは、以下のような選択肢があります。

 大学進学

高卒認定試験に合格すると、大学受験資格を得られます。

ただし、高卒認定試験で得られる学力と大学入試で求められる学力との間には相当なギャップがあるため、大学進学を目指すなら追加の学習や準備が必要です。

志望する大学や学部に合わせた対策を練り、場合によっては予備校のサポートを受けるのがおすすめです。

 専門学校への進学

高卒認定試験に合格すると、専門学校の受験資格も得られます。

専門学校を選ぶ際には、将来どのような職業に就きたいかを明確にすることが重要です。

卒業後の就職先や資格試験の合格率などを参考に、自分の目標に合った専門学校を見つけましょう。

就職

高卒認定試験の合格者は、高卒者と同等に扱われます。

実際、多くの企業では高卒認定試験の合格者を高卒者と同様に扱い、学力面でも差をつけない傾向があります。

雇用面接で高卒認定試験に関する質問があるかもしれませんが、それは自分の努力や向上心をアピールするチャンスです。自信を持って就職活動に臨みましょう。

高卒認定だと行ける大学が絞られる?

大学の一般入試では、共通テストや個別試験の結果が合否に影響します。高卒認定だからといって不利なことはなく、基準を満たせば受験可能です。

総合型選抜や公募推薦入試では学校長の推薦状が必要な場合もありますが、自己推薦入試では高卒認定の取得者も出願可能です。

高卒認定は就職に不利?

高卒認定の取得者が就職に不利になるかは、企業によって異なります。

特定の職種や業界では学歴が求められることもありますが、経験や能力を重視する企業もあり、採用方法や評価基準、求めている人材などは企業によってさまざまです。

 まとめ

高卒認定試験は、文部科学省が実施している国家試験です。合格すると高校卒業レベルの学力を有していると認められます。高卒資格とは違い、最終学歴は中卒です。高卒認定試験合格後は大学進学や専門学校、就職といった選択肢があります。

高卒認定だからといって、大学進学や就職で不利になるとは一概には言えないため、自信を持って試験や面接に臨みましょう。

 


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