高卒認定試験の勉強はどこでも可能!隙間時間を使った勉強法を解説

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「高校を中退して職に就いた」「中卒で職人の道を選んだ」という人が、高校卒業の資格を得てキャリアアップを目指したいなら、高卒認定試験(高等学校卒業程度認定試験、以下、高認)を受けることも選択肢の一つです。

しかし、社会人として働きながらまとまった勉強の時間を作るのは、簡単なことではありません。高認試験は、科目数も多く基礎の勉強にそれなりの時間を捻出しなければならないのも確かです。そこで、大切になるのが1日の隙間時間を認識し、しっかり活用すること。

ここでは、仕事の合間や通勤時間といった隙間時間を活用して勉強するための「3つのポイント」を解説します。

ポイント1:テキストや問題集はばらして持ち歩いても大丈夫!

隙間時間を活用して勉強するために、まず大切なのは、いつでもどこでも勉強できる態勢を整えておくことです。隙間時間は、いつ生まれるかわかりません。ここぞというときにすぐテキストや問題集を広げられるようにしておくことが1つ目のポイントです。

そこで、ぜひ実践してもらいたいのが、「テキストや問題集をばらして持ち歩く方法」。分厚いテキストや問題集をそのまま持ち運ぶのは面倒と思う人も多いでしょう。しかし、バラバラにしておけば、すぐ取り出せる場所にスタンバイできます。

中学校に入った当初に作ったような、単語カードをイメージしてもらうといいかもしれません。しかし、わざわざ単語カードを作るのではなく、テキストや問題集をばらしてしまえば、勉強にかける時間を短縮できます。仕事用のカバンやポケットなどにばらしたものをしのばせておき、5分、10分といった単位で目を通せば、いつでもどこでも勉強できるのです。

ここで、勉強へのハードルが下がれば、高認試験に向けた勉強のモチベーションも高まるでしょう。

ポイント2:わかるところだけざっくり読みする!

5分、10分といった隙間時間を活用するため、難問に挑戦するのはやめておきましょう。理解できない単語や文章を理解しようとがんばるより、わかるところだけをざっくり読んで、頭に入れ込む方にシフトするのです。わからなかったり読む気がしなかったりするところは、飛ばしてしまっても大丈夫。

読みやすいところ、ざっくりわかるところを覚えていけばいい……そう割り切れば、短い隙間時間でも量をこなせるようになっていきます。基礎的な知識が身についていけば、以前はわからなかったところが急にわかるようになることもあるでしょう。わかるところだけをざっくり読みすることで、量をこなし繰り返すことができるようになるのです。

ポイント3:同じ問題を何度も繰り返し解こう!

テキストをざっくり読みして基礎的な知識を身につけたあとは、問題集に取り組むことになります。問題集を解くための時間は何とか自宅で確保し、その後の確認・理解のために隙間時間を活用しましょう。

ここでのポイントも、問題や解説・解答をざっくり読み進めること。問題集を一度解いたあとは、テキストの感覚で何度も何度も繰り返し読むことです。この繰り返しが、記憶の定着、そして理解につながります。

高認試験に合格するためには、5分、10分といった隙間時間を1日の中で「どれだけ見つけられるか」「そこで何度繰り返し見直せるか」「問題に触れられるか」が大切です。ここでご紹介した「3つのポイント」を意識して、隙間時間の学びを深めてくださいね。

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