【高卒認定試験】試験日までに絶対にやっておきたい3つのポイント

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高卒認定試験(高等学校卒業程度認定試験、以下、高認)を受ける決意を固めたものの、試験日までどのように勉強すればよいのか分からず、頭を抱えている人も多いのではないでしょうか。あれこれと勉強方法を試したり、具体的な勉強法を検索したりする前に、まず押さえるべきポイントは「どのような順序で勉強を進めればいいか」ということです。

順序立てて勉強せず、背伸びしてしまうと、せっかくの勉強時間を有効に使えないまま終わってしまいかねません。この記事では、高認の試験日までに絶対に押さえておきたい勉強の順序を、3つのポイントとして紹介します。自分の現状を確かめつつ、これらのポイントを押さえていけば、高認合格もそう遠くはありません。

あなたの夢を実現するために、この記事をぜひ役立ててくださいね。

ポイント1:まずは小学校・中学校の復習から

高認はそもそも、基礎学力があるかどうかを判断するためのもので、試験内容は中学~高校1年の基礎レベルです。試験の合格基準が100点満点中40点前後であることを考えても、まずは基礎力を身につけることが大切。高認に合格したいからといって、いきなり大学受験を前提にした参考書などに手を出すのは間違っています。

最初の段階では、小学校・中学校の段階でつまずいてしまった単元がないかどうかを復習することから始めましょう。小学校・中学校の単元でよく分からない部分をそのままにしていると、高校の基礎もよく理解できません。

どの程度自分に基礎学力があるのかを確かめるため、まずは1年分の過去問を解いてみましょう。そこで50点前後取れるようなら、その科目は問題ありません。しかし、ほとんど点数が取れない科目に関しては、小学校の教科書からしっかり読み込むことが大事です。

ポイント2:高校の教科書を総ざらい

小学校・中学校の内容を復習できたあとは、高校の教科書を総ざらいする段階です。この際大事なのは、いろいろな参考書や問題集に手を出すのではなく、教科書の内容を理解すること。高認の試験内容は、すべて教科書に載っているもので、「基礎が押さえてられているかどうか」を確かめるものです。

そう考えると、教科書を読み込むことが最高の学習法なことが理解できるのではないでしょうか。教科書を総ざらいする際、全部を詳細に覚えこもうとする必要はありません。自分にプレッシャーを与えすぎないよう、ざっくり読むところからスタートしてみましょう。何度か繰り返して読むうちに、「ここがよくわからない」と感じる単元があれば、その部分を重点的に学習します。

この段階で、教科書の内容にそったワークブックや基礎的なテキストを用意してみるのもおすすめです。

ポイント3:あとは過去問をひたすら解く!

ある程度高校の基礎内容が身につけば、あとはひたすら過去問に取り組む段階です。高認の過去問は、文部科学省のホームページで無料公開されています。ただし、ここで公開されているのは、問題と解答のみ。解説は一切ありません。「自分がなぜ間違えてしまったのか、どう解答を導けばよかったのか分からない」という場合は、詳しい解説つきのテキストを手に入れたり、予備校に通ったりするという選択も検討しましょう。

過去問を繰り返して解くことで、自分の苦手な分野がはっきりします。苦手分野を集中的に勉強することで、試験日までの限られた時間を有効に使いましょう。さらに、何年分かの過去問を解けば、試験の傾向もつかめるはず。試験の方式に慣れれば、試験当日も落ち着いて過ごせるでしょう。

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