高卒認定試験(高認)の日本史Aで合格点が取れる勉強法

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日本史Bは古代史~現代史までが出題範囲なのに対し、日本史Aでは「江戸時代末期~近代史」と狭いのが特徴です。
つまり、高卒認定試験に合格することを目標にしている場合、勉強量が少なく済む、日本史Aを選択した方が効率的といえます。

今回は日本史Aで合格点を取るために、より効果的な勉強法についてご紹介します。

10問以上の正解を取るための勉強法

日本史Aの配点は1問あたり3~4点であり、平均合格点の40点を目指すには最低でも10問以上は正解したいところです。
より効率的に40点以上を取るためには、次の勉強法を試してみましょう。

日本史が苦手なら歴史に興味を持つ

歴史に対して苦手意識が強い人は、「歴史に興味がない」ことが原因で、歴史を「理解するよりも丸暗記」することを優先しがちになります。
歴史に対する苦手意識は、歴史上の出来事に興味が湧くことで、勉強に対するモチベーションも自然にアップします。

マンガや小説、映画などの題材になった出来事や、興味を引いた出来事を、純粋な探求心で調べてみましょう。
勉強するという意識を持たずに歴史に触れることで、歴史の勉強に対するブレーキが外れるはずです。

写真や絵の知識を増やす

歴史上に起きた大きな出来事や事件に加え、各時代を象徴する文化、経済、政治といった問題が例年出題されています。
当時を象徴する写真、絵、風刺絵が問題の資料で登場するため、教科書や参考書に掲載している、有名な写真や絵の知識を増やしておくと良いでしょう。

また、文化などに対する深い知識を持たずとも、資料の中に正解のヒントが隠されている問題もあります。
考察力があれば解ける問題を確実に得点するためには、写真や絵についての内容や時代背景はしっかりと理解しておきましょう。

勉強する時代を絞る

高卒認定試験に合格することを最優先に考える場合、勉強する範囲を極限まで絞りこむことも1つの方法です。
例えば、江戸末期、大正時代の政治や文化、第一次世界大戦前後、第二次世界大戦後、昭和時代は、近年ではほぼ確実に出題しています。
日本史Aは大問ごとに時代が分かれており、各大問の配点は16~22点の範囲に設定しています。 つまり、3つの時代を集中的に勉強することで、大問3つで40点以上を獲得できるのです。
この場合、興味のある時代や覚えやすい時代など、勉強が苦にならない時代を選ぶこともポイントです。

また、勉強していない時代の問題でも、写真や絵、グラフが資料になっている問題は、読解力があれば解答できます。
知らない時代だからと簡単に捨てるのではなく、資料問題をしっかり取り組むと点数をより重ねることができるでしょう。



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