高認の日本史が難しいってホント!?日本史を選んだ場合の高認攻略法

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「日本史」のような歴史系の科目が苦手な受験生はいませんか?暗記科目と呼ばれて、覚えることばかりのイメージがあることも、日本史に苦手意識を覚える理由の一つといえるでしょう。しかし、日本史とひとくちにいっても「日本史A」「日本史B」のどちらを選択するかで攻略法が変わってきます。

今回は、高認試験における日本史の特徴や勉強法、選択するメリット、デメリットについてご紹介します。

高認の日本史は難しいってホント!?

「日本史は難しい」という声を聞いたことはありませんか?日本史に限らず、地理や世界史を含めた社会系の科目は、全体的に暗記からスタートする人が多い傾向です。そのため、「歴史に興味がない」「人物や用語を覚えることばかりで興味がわかない」といった受験生には、難しく感じるかもしれません。

日本史は、人名や用語など基礎的な知識を覚えることが前提となります。しかし、それ以上に時代の流れや登場人物の関係性を理解することが重要です。高認の出題範囲は、中学校から高校1年生程度の教科書レベルのため、基本的な学習内容を理解しておくと十分に対応できます。

大学入学共通テストよりも難易度は低く、基礎を問う出題ばかりですので、教科書や参考書を使って地道に学習しておけば、合格を目指せるでしょう。

高認の日本史の傾向とは?

高認の日本史は、「日本史A」と「日本史B」で出題範囲に大きな違いがあります。どちらも毎回の問題数は同じです。2020年度(令和2年度)第2回は、「日本史A」が大問6で問題数28問、「日本史B」は大問8で問題数28問でした。ただし、出題範囲は「日本史A」が幕末以降の近現代からの問題に限定されています。

一方で、「日本史B」は古代から現代まで日本史のさまざまな時代から出題されているため、時代の流れを意識した学習をしなければなりません。ちなみに、「日本史A」「日本史B」のどちらも近現代からの出題にウェイトが重くなっています。そのため、明治維新から昭和までの約150年の学習範囲をしっかりとカバーしていないと、合格に影響しますので気をつけましょう。

まとめ

高認の日本史は、「日本史A」「日本史B」のどちらを選択するかで出題範囲が大きく異なります。暗記に集中して短時間で仕上げたい人は、近現代の問題のみ出題される「日本史A」がおすすめです。一方で、日本史が得意な人、ある程度点数が取れる人であれば、日本史の各時代から出題される「日本史B」も検討してみましょう。

ただし、どちらも明治から昭和時代の問題が重視される傾向が強いため、近現代の問題は避けて通れないのは共通しています。



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