高卒認定試験の必要書類まとめ|受験者によって異なることも

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高卒認定試験の受験申し込みをするときには、前もって用意しておく必要書類がいくつかあります。願書を送るとき、必要書類を添付しなければいけないので、受験を決めたら早めに用意しておきましょう。今回は、「具体的にどのような必要書類があるのか」「その集め方はどうすればいいのか」について、ポイントをまとめてご紹介します。

高卒認定試験に申し込むときの必要書類

高卒認定試験の受験申し込みで必要な書類は、受験案内に記載されています。案内を入手したら、必要書類をチェックして出願までにそろえておきましょう。なお、必要種類は、以下のようなパターンに分かれます。

・出願者全員が必要なもの
・初めての受験者のみ必要なもの
・過去に合格科目があったり、一部免除される科目があったりする受験者のみのもの
・その他のケースで必要なものなど

以下、一つずつ見ていきましょう。

受験者全員が必要な種類

どの出願者も、必ず用意しなければならない書類です。

・受験願書・履歴書
請求して郵送された封筒に入っています。記入するとき、黒鉛筆以外のボールペンなどは使えません。念のため、出願で郵送する前にコピーを取って保存しておきましょう。

・受験料
収入印紙(日本政府発行)を購入して添付します。販売場所は、郵便局や印紙売りさばき所などです。2021年度現在、収入印紙で納める受験料は、以下のようになっています。

 

科目数

受験料

7科目以上

8,500円

4科目以上6科目以下

6,500円

3科目以下

4,500円

・写真2枚
タテ4cm×ヨコ3cmの顔写真が必要です。写真は、出願前6ヵ月以内に撮影(正面上半身かつ無帽で背景は無地)したもので、2枚同じ写真を用意します。帽子やサングラスを着けていたり、顔が隠れていたりするなど、本人確認ができないものは使えません。

初めての受験者のみ必要な書類

・住民票または戸籍抄本(原本)
高卒認定試験を初めて受験する人(これまで合格科目がゼロの人)は、本籍地(外国籍の人は国籍)が確認できる書類が必要です。出願前6ヵ月以内に発行された原本(コピーは不可)を提出します。

過去の受験者・免除科目のある人の書類

・科目合格通知書(原本)
これまで高卒認定試験を受験して、合格している科目がある人が対象です。コピーは不可なので注意しましょう。

・試験科目の免除に必要な書類
試験科目の一部免除の条件に当てはまる人向けの書類です。単位修得証明書は発行元が厳封したままの状態で、技能審査の合格証明書などは原本を提出します。

その他特別な事情のある人の必要書類

・戸籍抄本など
結婚などで氏名や本籍に変更がある人で、科目合格通知書や試験科目の免除に必要な書類との記載が異なる場合に必要です。

・個人情報の提供にかかる同意書
外国籍の人で、科目合格通知書に記載内容と現在の個人情報が異なる場合に提出します。

・特別措置申請書および医師の診断・意見書
身体に障がいなどがある人で、受験当日の特別措置を希望する場合に必要です。

まとめ

このように、高卒認定試験では「初めての受験かどうか」「過去の受験で合格科目があるかないか」などで必要書類が異なります。書類によっては、入手するまでに日数のかかるものもあるため、出願期間を確認しながら漏れがないようにそろえておきましょう。



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