高認は簡単に合格できる試験!?試験の難易度や合格率を知ろう

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高認(高卒認定試験)にチャレンジする場合、「簡単にパスできる」「難しそう」など、人によって受け止め方はさまざまです。しかし、実際に高認の難易度はどのぐらいなのでしょうか。

中卒や高校に通っていない状態で高認に挑戦する場合、難易度が高く感じてしまう人も少なくありません。ここでは、これから高認を受ける人に向けて、試験の難易度や合格率、受験科目のポイントなどについて紹介します。

高認は簡単!?

高認は大学受験のように受験する大学やその年の受験者数によって合格率が変わるのではなく、合格レベルをクリアすれば合格できる試験です。

出題内容は、高校卒業程度の基本を問うクセのない素直な問題が多いため、地道に学習を積み重ねていけば大丈夫でしょう。時間をかけてコツコツと基礎を積み上げるように努力してください。

試験の内容や難易度

高認の試験問題は、中1から高1までの学習範囲が中心となっているため、中学の勉強がある程度身についている人にとっては、スタートラインでかなり有利な位置にいると考えていいでしょう。また、一度に全科目に合格する必要はありません。前回の試験で合格した科目は次回の受験に引き継ぐことができます。

例えば、前回の高認で英語だけ不合格だった人は、次回から英語のみ受験して合格すれば高卒認定試験に合格できるというわけです。仮に一つ不合格でも合格科目を引き継げるのはうれしいですね。

合格率と合格ライン

2020年の高認合格率は、46.1%でした。なお、同年の一部科目の合格率は、48.6%となっています。一部科目合格制度は、高認の合格率を底上げしているといえるでしょう。なぜなら、万が一合格できなくても、再度次回にチャレンジできるからです。

また、合格ラインは100点満点でおよそ40点程度が最低ラインといわれています。科目によって合格ラインは異なるものの、平均すると45~50点前後を目安にすれば、問題なく合格できるイメージです。

まとめ

高認はすでに合格した科目は免除されるなど、受験者にとってチャレンジしやすい試験といえるでしょう。高認は、あくまでも基礎学力を判定する試験のため、合格率が高い傾向です。

また、合格すれば大学受験資格が得られるなどチャンスも増えます。自分のペースで受験ができる高認試験。一部科目合格制度も利用しながら、合格を目指してみましょう。



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