【高認試験】英語試験で過去問を解く重要性とは?試験傾向と勉強法を解説

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「高卒認定試験(以下、高認)にチャレンジしたいけど、英語がネックになっている」という人は意外と多いのではないでしょうか。高認の英語試験の科目合格率は、他の科目と比較するとさほど高いものではないようです。

ここでは、高認英語の試験に際して知っておくべきポイントと、勉強法をわかりやすく解説していきます。英語の試験に苦手意識を持つ必要はありません。少し時間をかけても、基本を押さえ、試験の傾向を知ることが大切です。科目合格に向けて、一歩ずつ前進していきましょう。

まずは過去問で実力を測り、試験傾向を知る

高認を受ける人の中には、「英語からしばらく遠ざかっていた」というケースもあるでしょう。まずは、現在の実力を知るため、文部科学省のホームページに掲載されている過去問を解いてみましょう。時間を測って挑戦してみるのがおすすめです。

いったん全問解いてみて、合格ラインと言われる40点を超えるかどうかで、今後の勉強方針が変わってきます。40点を超えていた場合は、過去問に出てきたものの、自信がない語彙を中心に単語力強化を心がけましょう。他の過去問を解いておくのもよいですね。

40点以下で、思ったような点数が取れなかった場合は、その原因を探っていきます。自分自身に「語彙が少ないのか」「文法がよくわかっていないのか」について、しっかりと見極めると同時に、試験の出題傾向について確かめておくことが大切です。

出題傾向がわかっていれば、焦ったりすることもありません。問題1ページ分もあるような長文に、どのくらいの時間をかければよいかがわかるようになるでしょう。

英語の合格率は数学と同程度:長期的な勉強が必要

英語は、短期間での習得が難しい科目です。しかし、高認の英語試験の出題傾向は長年変わらず、パターン化されているため、過去問をしっかり解き、その対策を行えば心配無用です。

高認英語の合格ラインは、40~50点前後とされています。この点数を確実に取るために重要なのは、英語の語彙と文法を確かなものにすること。語彙を増やすためには、1日に何個といった目標を掲げ、長期的な計画を立てる必要があります。

中学時代の英語の教科書をしっかりと読み込み、文法を一から確認しつつ、自分なりに消化することも重要。語彙と文法の基礎力があってこそ、長文読解にもつながるのです。

隙間時間を利用して英語の響きと語句になじむ

英語の語彙と響きに親しむためには、日中の隙間時間も有効活用しましょう。仕事の合間や通勤時間などを利用して、街中にある英単語を覚えてみたり、調べてみたりすることもおすすめです。さらに、インターネットなどを通して無料でダウンロードできる英語音声を聞いたり、海外旅行用の英語CDを利用したりするといった手もあります。

何より大事なのは、英語に関する苦手意識をなくすことです。歌などの中に使われている英語、映画で登場人物が話している英語など、好きなものを通して英語に触れることを意識してみましょう。好きこそものの上手なれ。英語への苦手意識が払しょくできれば、試験の科目合格も間近です。



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