【高校中退者が留学する方法】高認取得で海外の大学進学も視野に

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高校への進学をあきらめたり、高校を中退したりした場合でも、高認(高卒認定試験)に合格すれば、大学や短大・専門学校など高等教育機関の受験資格を得ることができます。実は、海外の大学に留学する場合にも高認合格が大きなメリットになることをご存じでしょうか。

本記事では、高校中退者が高認に合格するメリットや、海外留学で得られるメリットについて解説します。



高校中退者が高認に合格するメリット

高認に合格すると、「高校卒業者と同程度以上の学力がある」ということを第三者へ証明できます。さらに、大学や短大、専門学校などの高等教育機関のほか、最終学歴が「高卒以上」となっている国家公務員や地方公務員の試験を受けることも可能です。高校を中退した場合でも進む道の選択肢が多くなるのが高認に合格する大きなメリットでしょう。

高認は、学力で人を選抜するための試験ではないため、合格者に定員は設けられていません。また、高認の各科目の最低合格ラインは、文部科学省が公表しているわけではありませんが、おおむね40点前後で合格でき、試験は中学校~高校基礎レベルとされています。過去問を何度も解き、基礎を押さえた勉強をすれば、1年以内の合格も狙えるでしょう。

高認の受験資格は、「16歳以上、かつ高校を卒業していない人」です。高校中退後、次のステップを目指したい人にとっては、より効率的な道といって間違いありません。

海外留学する際の高認合格のメリット

実は、高認合格を高校卒業者と同程度以上の学力があると認めるのは、日本国内だけではありません。例えば、アメリカでは高校中退者が日本で高認試験に合格すれば、16歳から入学できる2年制の短大(コミュニティカレッジ)の受験資格を得ることができます。この短大を卒業すれば、4年制大学への編入も可能で、高校中退者がアメリカの学士号を取ることも夢ではありません。

アメリカの例と同じく、多くの国では満18歳以下でも大学入学を許されています。そのため、高認合格は「早い機会に海外の学校に進学したい」「海外で羽ばたくきっかけがほしい」と考えている人にとって大きな一歩となるでしょう。

海外の大学に進学することで得られるメリット

高認合格を利用し、早期に海外の学校へ進学することで得られるメリットは、「確実に生きた英語力を身につけられること」です。さらに、多種多様な人のなかでもまれることで、自分の隠れた才能や興味の方向などを見つけられる可能性もあります。また、日本における人間関係・環境などをリセットしたいと考えている場合は、絶好のチャンスといえるでしょう。

海外留学で生きた英語が身につけば、日本や海外で就職する際にも非常に有利に働きます。海外企業で働くことだけでなく、日本でも外資系企業への就職や英会話講師・翻訳などに携わる仕事が可能になり、仕事の幅を広げることができるでしょう。



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