中卒で高卒認定試験(高認)に一発合格するための勉強法

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中学しか出ていないから、勉強をやり直したいという方が増えています。
大学入学を検討する、就職や資格取得の可能性を広げたいという場合に「高等学校卒業」や「高認取得」が条件となるからです。

さて、「高認に一発合格したい」と誰しもがそう思うことでしょう。
合格に向けた効率的な勉強法などをまとめました。

勉強をやり直したい、高認を受けようと考えている人は多い

景気が向上し「求人が増えている、買い手市場だ」などと言われるようになりましたが、いざ自分自身の地位向上や年収アップを目論んだ転職を考えた時にネックとなるのが「学歴」です。
高卒以上、短大卒以上など条件として提示された学歴のハードルが高く、中卒で社会に出た方や、高校中退をされた方にとって、風当たりが厳しいのは変わりません。

また、さまざまなコンプレックスを解消するために、年齢を重ねてから勉強をやり直したいと考える方も増えています。

まずは自分の学力を知ろう

どんな世代の方でも「高認資格を取得したい」と考えたら、まずは自分の学力を知ることをおすすめします。
小学生向けのドリルや中学生レベルの問題集を解き進めていきましょう。
「解ける・わかる」「解けない・わからない」ラインを見極めることは大切です。

もちろん「わからないレベルが低すぎる」としても落ち込むことはありません。
学習によって取り戻すことが可能です。
すべては、やる気次第なのです。

一発合格は難しい?

中卒からの高認試験の場合、8~10科目の試験を受験し合格しなければいけません。
年齢が高い方の場合、現在の高認の出題範囲と当時の学習要領の範囲が異なるため、ギャップを感じることもあるでしょう。

1教科の合格ラインは公式に明らかにされているわけではありませんが、大体4割正答で教科合格とされています。
ギリギリのところで合格を目指すと考えると、一発合格も夢で片づけることが無くなります。

合格するための効率的な勉強法とは

中卒からの高認受験の場合、年齢や立場によっても勉強法が変わってきます。
「独学でも取得できる」と言われることがありますが、小学校・中学校での学習のベースが無い場合や、普段の勉強の習慣がない場合、「独学で高認取得は難しい」ということを頭に入れておきましょう。

そこで、効率的に勉強する方法としては、予備校の高認コースに入学することをおすすめします。
社会人も通えるよう夜間に講義を設定している予備校もありますので、自分の時間を使って勉強を進めることが可能です。

また、スクーリングで単位を取得するという「科目履修生」という制度を利用することも一案です。
単位認定を受けて、試験免除科目をつくっていくことで年に2回しかない高認試験の時間を無駄にせずに合格を目指すことができます。

中卒からの高認取得は、その方を取り巻く背景や学習理解度によって難易度が大きく変わります。
けれど、試験自体は決して難しいものではありません。

独学での取りかかりが難しいという場合は、高認予備校へ通うことや科目履修生として試験免除科目を作りながら受験科目を少なくしていくというような準備を進めていくことも検討しましょう。



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