高卒認定試験の値段はどのくらい?出願費用まとめ
高卒認定試験を受験するには、どのぐらいの費用がかかるのでしょうか。高卒認定試験そのものは、受験科目によって値段が変わります。受験料のほかにも、受験案内や受験申し込みの必要書類などの費用も必要です。
ここでは、高卒認定試験の受験に関連して必要になる費用はどのくらいかについてご紹介します。
高卒認定試験の受験費用は1万円以下
高卒認定試験は、年に2回、8月と11月に文部科学省が行っています。受験は、夏も秋も各2日間。その年の試験日程は、文部科学省の高卒認定試験のホームページで確認できます。
高卒認定試験の受験の費用には次の3つがあります。
①受験案内
②受験料
③受験申し込みでの必要書類
受験資格や受験する科目数によって異なりますが、最も費用のかかる受験生で合計約1万円以下となります。
試験案内は無料だが送料がかかる
受験を申し込むときには、まず受験案内を入手しなければなりません。入手方法は、次の通りです。
1.窓口で直接受け取る
文部科学省や各都道府県教育委員会のほか、都道府県によっては市町村単位で配布していることもあります。
2.インターネットで請求する
テレメールの資料請求受付サイトを利用して、インターネット申し込みが可能です。テレメール進学サイトのホームページから、画面の指示に従って必要事項を入力します。申し込み後、発送日から約3~5日以内で郵送されます。請求にかかる値段は送料の215円のみ。ただし、後払いで支払手数料が別途必要です。
3.電話で請求する
文部科学省のホームページに記載されている電話番号(050-8601-0101)に掛けて、音声ガイダンスにしたがって請求しましょう。請求後、発送日から約3~5日で手元に届きます。インターネットでの請求同様に、送料215円は後払いで、支払手数料が別にかかる点は押さえておきましょう。
受験料のポイントは科目数
受験料は、何科目受けるかによって3つの値段が設定されています。
・1~3科目を受験する場合:4,500円
・4~6科目を受験する場合:6,500円
・7~10科目を受験する場合:8,500円
科目数は、科目免除や前回までの合格科目数によって異なります。
必要書類をそろえるのにかかる費用
受験願書や履歴書とあわせて、主に以下の書類を取得する費用が必要です。
・写真2枚(縦4cm×横3cm)
証明写真は、カメラ店や証明写真ボックス、証明写真アプリなどで作ることができます。数百円から千円程度です。
・住民票または戸籍抄本(原本)
市区町村役場や市民センター、一部の自治体ではコンビニで手に入ります。一般的に、住民票は1通300~500円程度、戸籍謄本は1通450~500円程度です。
受験申し込みの値段は5,000円~1万円程度
高卒認定試験の値段は、受験科目数によって4,500円、6,500円、8,500円と異なります。また、出願書類に証明写真や住民票などが必要なので、取得費用は1,000円程度です。受験案内の送料を含めると、科目数が最も多い受験生でも1万円程度ですみます。
出願時は不備のないようにしてください。