【中卒の人の就活】プログラマーと高認をすすめる理由

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中卒で就職に苦労している人もいるでしょう。そのような人は、プログラマーの仕事を検討してみてはいかがでしょうか。もちろん、プログラマーには簡単になれませんが、「インターネットを毎日使っている、ブログを書いている、趣味はゲーム、ネット通販をよく使っている」といった人は、意外にすんなりとプログラマーのスキルを習得できるかもしれません。
中卒の人でもプログラマーになれば逆転も挽回も可能です。

そして、文部科学省が実施している高等学校卒業程度認定試験(以下、高認試験)も、あわせて挑戦することをおすすめします。

プログラマーの仕事とは

プログラマーは、パソコンのソフトウェアやスマホのアプリ、銀行の金融システムなどをつくる人です。ソフトもアプリも金融システムもすべてコンピュータで動いていますが、人が日本語や英語で「これをやれ」と指示してもコンピュータは動きません。

コンピュータを動かすには、コンピュータ言語でプログラムという指示書を書かなければなりません。しかし、コンピュータ言語もプログラムも、普通の人では理解できません。そこで、コンピュータ言語でプログラムを書く専門職であるプログラマーが誕生したのです。プログラムの基礎的なスキルは、半年ぐらい集中して学習すれば獲得できるでしょう。

プログラマーの仕事とは

なぜ中卒の人にプログラマーの仕事をすすめるのかというと、コンピュータ言語を覚えたり、プログラムを書く技術を習得したりするのに、学歴はあまり関係ないからです。コンピュータ言語を知らない中卒者と大卒者がいて、この2人が同時にコンピュータ言語の学習を始めたとします。このときこの2人にはハンデはありません。

そして今、プログラマー人材が不足しています。IT企業やコンピュータ企業、ネット企業は、プログラマーを採用したくても採用できない状況にあります。そのため、プログラミングを習ったものの実務経験がない人や、コンピュータ言語を習い始めた人でも採用される可能性があります。高い給料で採用してくれる企業もあり、プログラマーになるなら今がチャンスといえます。

なぜ一緒に高卒認定試験への挑戦もすすめるのか

プログラマーの道を目指すのであれば、一緒に高認試験も目指してみてはいかがでしょうか。中卒プログラマーを採用する企業はありますが、多いわけではありません。企業はどうしても高卒以上の学歴を求めます。

高認試験に合格すると、高卒者と同等以上の学力があると認定されます。「高卒」の学歴を獲得できるわけではないのですが、高認試験に合格すると大学入試を受けられるようになります。

また、大学に行かなくても、高認試験に挑戦する価値はあります。企業は高認試験合格が簡単でないことを知っています。それで企業によっては、高認試験合格者を「中卒以上高卒以下の学歴」とみなしてくれるところもあります。

ただ高認試験に合格するには、8~10科目の試験を受け、すべてに合格しなければなりません。試験の科目数は選択の仕方によって変わってきます。プログラムの勉強をしながら、高認試験の勉強もしなければならないので、両立させることは簡単なことではありません。しかし、それで中卒のハンデを跳ね返すことができるのであれば、努力する価値はあるでしょう。

まとめ

プログラマーはプログラムという作品をつくります。プログラムは「ちゃんと動く」か「誤作動を起こす」か、いずれかという厳しい製品です。そして誤作動を起こすプログラムはまったく必要とされません。

コンピュータの世界では、頑張ったから褒められることはありません。プログラマーは完全実力主義です。中卒の人は、実力で負けていないのに不利な扱いを受けた経験があるでしょう。一流のプログラマーになれば、もうそのような苦い経験をすることはありません。

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