高認地理の学習ポイント|出題範囲や難易度を知って効率的な学習を

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高認地理は社会科の中でも「暗記する量が少なめ」「学習内容をイメージしやすい」といった理由でとっつきやすい科目の一つです。そのため、日本史との選択科目になっている「地理A」「地理B」で受験しようと考えている人も多いのではないでしょうか。そこで、今回は高認の社会科の選択科目で地理を選択する場合のメリットやデメリット、出題範囲や学習ポイントなどについてご紹介します。

高認の地理は難しい?

高認地理は、「地理A」と「地理B」の2種類です。受験生は、どちらか一つを選択して試験に臨みます。地理の問題の特徴は、日本や世界から切り取った地図や統計資料などを使っていること。そのため、必修の世界史や地理と選択科目になっている日本史に比べて、各地域の自然環境や国家・民族、産業などが登場する分、日常生活に身近で親しみやすいメリットがあります。

高認の地理の出題範囲

「地理A」と「地理B」の違いはどうでしょうか。問題の難易度自体は、どちらの科目も大きな差はありません。もし、世界史と日本史を選んだ場合は、出題範囲が大きく異なります。なぜなら、世界史で世界全体や各国の歴史の流れを把握する一方で、日本史では国内の詳細な歴史について出題されるからです。

地理の場合、「地理B」は出題範囲が広めで、掘り下げた問題も含まれます。そのため、上手に合格していくには「地理A」のほうがおすすめです。地理の問題構成は、大問5題、小問20問で配点は大問ごとに合計20点、合計100点満点となっています。それぞれの大問のテーマは、毎年同じようなジャンルが取り扱われています。

例えば、「地理A」の大問1は例年「地球儀や地図からとらえる現代世界」に関する問題です。一度、文部科学省のホームページで公開されている過去問題を確認してみましょう。

効率的な学習方法

地理は、世界史や日本史に比べると暗記が少なめです。しかし、地理の教科書に登場する基礎知識や重要語句は把握しておきましょう。実際の問題は、地図やデータを読み取ったうえで、考えさせる問題が中心です。市販の高認テキストをはじめ、基礎レベルの参考書や問題集を繰り返し解いて、解答するのに必要な知識レベルや出題パターンを覚えていきましょう。

まとめ

高認の社会科目の中でも取り組みやすいといわれている地理は、暗記が少なめで学習するのにイメージをつかみやすい内容です。「選択科目で日本史と地理のどちらかで迷っている」「歴史や暗記科目は苦手」と感じている人は、一度地理の過去問題をチェックしてみましょう。



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