中卒で大学進学を目指すには?最短で大学に進学するためのポイント

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中学までが義務教育とはいっても、高卒や大卒といった学歴がない場合は、就職する際の選択の幅が狭まってしまいます。就職活動や資格取得、昇進・昇給などでは能力があっても最終学歴が中卒ということが壁になってしまうことがあるでしょう。

ただし、中卒でも大学に進学すれば、自分の可能性をより広げていけます。本記事では、中卒者や高校中退者が大学進学を目指すための方法について紹介します。高校で学ぶ一般的なルートのほかにも、ショートカットで最短で大学進学できる方法もご案内します。

中卒で大学進学は可能?

結論からいうと、中卒のまま大学に進学することはできません。「成績優秀で独学で受験勉強をしている」「大学受験に合格するほどの学力があるから、中学からそのまま大学に行きたい」といった人でも、中学を卒業しただけでは大学受験ができない仕組みです。

大学進学には高校卒業資格が必要

大学を受験するには、大学入学資格に該当していることが条件となります。学校教育法で定められている大学や短期大学の主な入学資格は、次の2つです。

・高校や中高一貫校を卒業した人
・特別支援学校の高等部や高専(高等専門学校)の3年生まで修了した人

つまり、高校などに3年以上かけて卒業した人でないと、大学を受験できないことになります。

高卒の学歴を手に入れるには?

高校卒業資格を得るには、全日制や定時制、通信制の高校に入学して卒業する必要があります。しかし、卒業するまでには時間もお金も掛かってしまうため、現在中卒で働いていたり、なんらかの事情で通学が難しかったりする人は、かなりハードルが高い方法といえるでしょう。

高認試験なら短期間での大学受験も可能

高校を卒業しなくても、高校卒業と同等の資格を手にする方法があります。それが、文部科学省の高認試験(高等学校卒業程度認定試験)です。名前の通り、試験に合格すると高等学校を卒業したのと同等の扱いをしてもらえます。そのため、「中卒だから」とあきらめていた人でも、大学進学だけでなく就職や資格試験でチャンスの幅を広げることが可能です。

高認試験は独学で合格できます。しかし、効率よく合格するには通塾や通信教育がおすすめです。合格までのスケジュールは、学習の進捗状況によって異なりますが、最短で4ヵ月程度です。また、科目別で合格できるので、自分のペースで受験できることもポイントです。

まとめ

中卒で大学進学を実現するには、高校を卒業するほかにも高認試験に合格して効率よく大学入学資格を手に入れる方法があります。自分のペースで学習できる高認試験にチャレンジして、大学卒業の学歴を目指してみませんか。



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