高認の合格発表はどうやって確認する?送付時期も確認

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高卒認定試験(高等学校卒業程度認定試験、以下、高認)受験後、その結果が出るのを待つまでの間は本当に気になるもの。「これまでの勉強の成果がちゃんと出せただろうか」と、期待と不安を抱えた状態で過ごしている人が多いのではないでしょうか。高認の合格発表は、一般の高校・大学の合格発表とはやや異なるため、事前に確認しておくことが大切です。

ここでは、高認の合否が発表される方法や時期、合格後の手続きの有無などについて詳しく解説します。

高認の合格発表は郵送される?

高認の合格発表は、それぞれの受験者に対して簡易書留郵便で通知されることになっています。簡易書留郵便が届くのは、願書に記入された住所ですが、配達時に受け取れないと、いったん郵便局に戻されたのち、1週間程度で文部科学省に返送されることになっています。その場合は、再送付されますが、すぐ受け取れた人と比べると結果を知るのがかなり遅くなってしまう可能性があるため注意が必要です。

受験の結果は、電話やFAX、メールなどで問い合わせても教えてもらうことはできません。8月実施の高認の場合、合格発表の簡易書留郵便が届くのは8月下旬~9月上旬、11月実施の高認の場合は12月上旬の予定です。合格した人には「合格証書」が、全教科ではないもののいくつかの教科を合格した人には「科目合格通知書」が送付されますので、その結果を確認しましょう。

また、これまでに何度か高認を受験し、合格した科目がある場合は、その科目を再度受験する必要がありません。ただし、出願書類の記入ミスをしてしまったり免除資格を証明する書類の不備があったりすると、試験科目が免除されていないケースもあります。その点も含めてしっかり確認しておくことが大切です。何らかの不備があった場合は、文部科学省生涯学習推進課に問い合わせれば発表後でも免除を受けることができます。

合格証書確認後に手続きはある?

合格証書が郵送されてきた人は、その後特別な手続きをする必要はありません。ただし、大学受験や就職活動に際して各種証明書を必要とする場合は、申請する必要があります。また、高認で不合格だった科目を高等学校で修得した人、高認で英語が不合格だったものの「英検準2級」に合格した人は、合格の申請手続きをすれば合格者になります。 なお、全科目で合格した場合でも、年齢が18歳未満の場合はその時点で大学入学資格を得ることができません。大学や短大、専門学校などに進学したい人は、満18歳の誕生日まで待つ必要がありますので、ご注意ください。

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