中卒で医学部を目指せる?医師になりたいと思った人が知っておきたい学歴のこと

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子どもが将来就きたい職業アンケート調査でも、上位に上がる医師。高収入で社会的ステータスも高く、人気の職業といえます。医師になるには、高校を卒業して医学部を受験するルートが一般的ですが、それ以外に方法はないのでしょうか。

そこで今回の記事では、中卒や高校中退から医学部を目指す方法について考えてみます。何らかの事情で高校に進学できなかった、卒業できなかったという人も、ぜひチェックしてみてください。

中卒で医学部進学は可能!?

医師は、人気の高い職業の一つで、子どもへのアンケート調査でも常にトップクラスに入ります。株式会社クラレの2021年版「小学6年生の『将来就きたい職業』、親の『就かせたい職業』」によると、男の子も女の子も医師は第9位です。スポーツ選手や看護師、ユーチュバーなどが花形と言われる昨今でも、根強い人気があります。

では最終学歴が中卒で医師になりたいと思った場合、大学の医学部にチャレンジできるのでしょうか。残念ながら、中卒資格のままで医学部への進学はできません。

医学部に入るために必要な「大学入学資格」とは

大学の医学部に進学したい人は、法律で定められた「大学入学資格」が必要です。大学入学資格の代表例は、高等学校または中等教育学校を卒業した人。つまり、高校を卒業してないと大学に進学できません。

しかし高校を卒業していない場合でも大学受験ができる方法があります。それが高認です。

ショートカットで大学受験できる高認の魅力

文部科学省が実施している「高等学校卒業程度認定試験」(高卒認定試験、高認)に合格すれば、高校を卒業したのと同等の学力があると認定されます。高卒認定試験合格で、大学入学資格も手に入るため、最終学歴が中卒の人でも大学の医学部受験が可能です。

自分で学習するのが苦手な人であれば、通信講座を活用するのも選択肢の一つ。最短4ヵ月程度で高認に合格できるため、時間や労力を大幅に節約できるでしょう。

まとめ

中卒のまま大学の医学部を受験することはできませんが、高卒認定試験に合格すれば大学入学資格が与えられます。高校を卒業していないからと医師をあきらめていた人でも、最短4ヵ月という短期間で大学受験のチャンスを手に入れることが可能です。収入も高く、人気のある医師への道。中卒の学歴がネックになっていた人は、ぜひ高卒認定試験にチャレンジして医師への道を切り開いてみましょう。



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