高卒認定試験(高認)の願書請求方法
高卒認定試験は願書を取り寄せるところから受験に向けた第一歩が始まります。では、受験願書はどのように請求するのでしょうか。
初めての試験でも落ち着いて手続きが取れるようまとめました。
願書の入手方法
願書の入手方法は下記の3つの方法があります。自分にとって一番良い方法を選択しましょう。
①文科省・各都道府県教育委員会及び各都道府県の配布場所で直接受け取り
文科省や各都道府県教育委員会の窓口で期日が来たら配布されます。都道府県によっては市町村役場で願書を貰い受けることも可能です。各都道府県の教育委員会へ問い合わせましょう。
②テレメールの資料請求受付サイトを経由しパソコンやスマホから請求する
テレメール進学サイトにアクセスし、受験案内を請求するコンテンツから必要事項を入力します。送料や手数料が必要になります。
③テレメールの自動音声応答電話を利用し、資料を請求する
テレメール(IP電話:050-8601-0101)へ電話する。あらかじめ指定された高等学校卒業程度認定試験の資料請求番号を入力後音声ガイダンスに従い手続きを行います。こちらも送料や手数料が必要になります。
尚、配布には期日が設けられています。文部科学省の「高卒認定試験」に関するコンテンツを参照する他、「文部科学省 中卒・高卒認定試験」のツイッターアカウント(@k_shiken)でも、願書の入手に関するツイートを随時行っているので、フォローされることをおすすめします。
願書取得にお金はいる?
文科省や教育委員会へ出向いて直接願書を貰い受ける場合は、費用はかかりません(ただし、当該場所までの交通費はかかります)。
テレメールを利用しWEBまたは電話で願書を請求した場合は、送料が発生します。送料は平成29年9月5日時点では215円・速達便の場合は600円の予定です。消費税率変更等に伴い送料が変わる可能性があるので、逐次文科省のHPで確認をしてください。
願書に同封された料金支払用紙を用いて支払いを行った場合、所定の支払手数料もかかります。
願書提出時に揃えたい書類
受験願書を提出する際には願書の他いくつか書類が必要になります。受験者自身の背景によって揃えるべき書類は変わります。願書の要綱は必ずチェックしましょう。
【必ず用意すべき書類】
- ・受験願書・履歴書
- ・受験料(収入印紙を貼付する・郵便局で購入可能)
- ・4×3の写真2枚
- ・本籍地が記載された住民票抄本(個人)または戸籍抄本
- ・単位取得証明書(高校在学者・中退者)
- ・科目合格通知書(過去に高認を受けて合格した科目がある場合)
- ・氏名、本籍の変更の経緯が分かる公的書類
【必要な場合にのみ用意する書類】
*氏名が変わった場合は戸籍抄本
*前回受けた試験の後で住所が変わった場合は従前住所が記載された
住民票抄本(個人)、または住民票の除票や戸籍の附票を添付する
願書の取り寄せは難しいものではありません。
一番簡単な方法はスマホやPCから取り寄せる方法ではないでしょうか。
願書の他、揃えるべき書類が分からない場合は、願書の要項を持参しお住まい地域の自治体役場で質問しながら揃えていくことをおすすめします。