【高認合格ナビ】高卒認定試験（高認）は独学でも合格できる？

高校卒業と同等の学力があると認められる高校卒業程度認定試験（高認）。
もし自分自身がこの試験を受けようと決めたとき、自宅勉強の独学で合格を目指せるものなのでしょうか。
また、何か教材などを準備したり塾へ通ったりすべきなのかも合わせてまとめました。

独学での合格者も存在する

「広く浅く」出題される傾向にある、高認の試験問題。 基本的なことを中心とした設問構成となるため、自宅学習すなわち独学での学習は可能だといえます。もちろん独学で合格を修めた方も存在します。 ただし、「どこから手を付けたらよいのか分からない」「社会の分野ではどの科目を重点的に勉強するべき？」というような受験対策としての効率よい勉強法が見いだせないまま勉強を進めている方もいるようです。

今では高認受験者のためのサイトも多く存在しますし、SNSなどのコミュニティを利用し高認受験者同士での情報交換なども活発化しているため、ある程度受験対策に関する情報を仕入れることはできることでしょう。 その中で、独学で合格を目指すには、自分自身がやりやすい勉強法を見つけることが大切です。

独学ならではの大変さにはどんなことがあるか

やはり、自宅学習・独学で高認合格を目指す場合、学習中はとても苦しい時間となります。一番は趣味や遊び、アルバイトなどで勉強の時間が取れないと感じることではないでしょうか。 また、テキストを開いたけれど、解説の内容が全く理解できないという方も少なくありません。「理解できない、分からない」という時点で勉強することを放棄してしまうことも良くある話です。

「己（おのれ）に克（か）つ」ことが独学で高認合格を目指すためにはとても大切なことです。勉強面で遠回りをしてしまうことも出てきますが、計画を立てながら勉強を進めていきましょう。

独学以外での勉強方法は？

独学で勉強するための習慣がない、そもそも勉強が苦手だという方も少なくありません。そういう場合は、学校方式で指導を受けられる場所を利用する方法もあります。

オーソドックスな方法として挙げられるのが、予備校や塾に入ることです。 中でも高認対策コースを持った予備校や塾を選ぶことで、勉強の進め方や受験ノウハウなども知ることができます。

講師と二人三脚で学べるため、効率的に勉強を進めることができます。日中働きながら・自分の夢を極めながらの高認合格を目指したいという方にもお勧めです。

高校卒業程度認定試験は、必修6教科の中から8～10教科を選択し受験します。範囲は「広く浅く」ですので、1教科当たりの難易度は低いものですが、受験した教科すべて合格ラインに達することが条件です。

最大10教科をまんべんなく勉強することはとても大変ですが、計画を立てて進めていくことや予備校などで高認対策を行うことでフォローしていきましょう。