高認合格で将来を切り拓いている人がたくさんいます
誰にもチャンスを等しく与えてくれるのが高卒認定試験です
あなたの等身大のような身近な人や、各ジャンルで活躍する人、様々な境遇の人が高卒認定試験や、この試験の前身になった大検(大学入学資格検定)にチャレンジして合格を勝ち取っています。
人気アイドルグループ・関ジャニ∞の横山裕さんと大倉忠義さんもその中のひとり。横山さんは33歳、大倉さんは29歳の挑戦で、多忙なスケジュールの中で必死に高認試験の勉強に取り組む姿がテレビ番組で放送され、話題を呼びました。働きながらでも頑張れば高認に合格できるということを証明してくれたと思います。
スキージャンプの高梨沙羅選手は競技に集中できる環境を作るために、高認を選んだスポーツ選手のひとりです。中学校を卒業したその年の8月の試験で合格を勝ち取りましたが、朝から夜遅くまで集中して勉強に取り組んだといいます。当時、高認取得後は語学に力を入れるということでした。このように、全日制高校に3年間通学することにこだわらず、自分が本当にやりたいことのために時間を作れるよう、高認を選ぶ人も増えています。
高認合格後の生き方のモデルとなる人たち
「毎日かあさん」などの作品で知られる人気漫画家の西原理恵子さんは高認の前身である大検で大学への道を切り拓いた人です。子どもの頃から描いていた「絵を描いてお話を作る人になりたい」という夢を諦めず、高校中退をしたものの大検に合格。憧れの美術大学に入り、夢を現実にしました。西原さんのように夢を持ち続けて高卒認定試験の合格を目指す人は、あなたの隣にもいます。ごく普通の高校生がひとつのきっかけで学校に通えなくなってしまうケースは、今とても増えていて、そこから再起して高認合格を勝ち取り、教師や看護師などを目指して大学に通っている人がたくさんいます。
インターネットサービス会社「クララオンライン」社長の家本賢太郎さんも大検を利用して進学した人ですが、家本さんは病気のために高校に進学せずに大検を選択しました。大検合格後に起業し、その後、大学に進学しています。このように全日制高校に通学するのが困難な状態でも進学や将来への道を開いてくれるのが、現在の高卒認定試験という仕組みです。