トップ> 高卒認定試験で広がる可能性

留年分を取り戻すことも可能

年に2回の試験と免除制度を上手に利用しよう

高卒認定試験は8月と11月の年2回実施され、受験資格は受験年度の終わりまでに満16歳以上になる人というそれだけです。

合格に必要な科目は8~10科目と多く感じますが、高校在学時の単位取得状況によって該当する科目の免除を受けられたり、英検準2級以上や実用数学技能検定2級、日本史・世界史の各歴史能力検定2級以上などを取得している場合も科目の免除が受けられます。

高卒認定試験対策の勉強の仕方は自由なので、効率よく学習していけば、1年以内の合格も可能です。もし留年してしまっていても高校卒業予定年度の11月までに高卒認定に合格し、同級生と同じように春から新生活をスタートさせることも夢ではありません。そのためには、留年が決まってからできるだけ早い段階で、高卒認定試験へのチャレンジを決め、対策を始めることをおすすめします。

高認コースのある予備校などでスケジュールと勉強を管理してもらおう

チャレンジしようと思ったとき、誰もが高卒認定試験は初めての経験です。在籍している全日制高校の先生たちも、高卒認定試験についてはよく知らないというケースも多々あります。「留年分を取り戻したい」という強い希望があるのであれば、勉強法やスケジュールをひとりで思案する時間はもったいかもしれません。高卒認定コースのある予備校などを利用して、ノウハウをもとにしたスケジュール管理と、目標達成のための効率的な勉強をサポートしてもらうのが良い方法でしょう。